ガーデニング誌ビズ・オフィシャルサイト

ガーデニングフォトギャラリー


ガーデニング誌ビズ HOME > 編集長・八木 波奈子のエッセイ > 2001年10月15日 第13話 「皇后美智子さま特集──後日談」

編集部エッセイ

八木 波奈子のエッセイ

前へ一覧へ次へ
2001年10月15日
第13話 「皇后美智子さま特集──後日談」

ビズ秋号No.14を発売後、さまざまなご感想をいただきました。皇后さまご登場の表紙の反響は別として、編集部をびっくりさせた意見に「美智子さまが実際に種をまいていらっしゃる写真を見せていただきたかった」というのがありました。おそれおおくて、とてもお願いするつもりもありませんでした。でも、もし実現していたら、素晴らしい平和へのメッセージになっていたことと思います。

ニュースで流れるアフガニスタンに緑はありません。ユニセフ大使の黒柳徹子さんを迎えた少女たちが手にしていた花は、どこで摘んだのでしょう。厳しい自然環境に、戦乱がいっそう荒廃を進めた国土で暮らす人々の生活が思いやられます。水と緑の恵みは、何ものにも代えがたい命の源泉と、日々信念を新たにする、今日この頃です。

さて、この14号の特集取材を通して、編集部は東京の緑化状況に確かな手応えを感じました。世界でも最大の都市東京のそこここに意外なほどに植物が植えられていました。今年はBISESが生まれて10年目。ガーデニングがもたらした緑の芽ぶきを、じっくりと検証してみようということで、次号の特集は<ガーデニング100の質問状>です。

BISESからの10年目の回答に乞うご期待!!



前へ一覧へ次へ

執筆者プロフィール

ガーデニング誌『BISES(ビズ)』編集長。1997年流行語大賞トップ10に選ばれた「ガーデニング」は、私が作った言葉なんですよ。1992年に創刊した『BISES(ビズ)』は、ついに通巻100号を迎えました。